JERITZA "MUJERES INDIGENAS DEL WANGKI LUCHANDO PARA ERRADICAR LA VIOLENCIA"  暴力を根絶するために戦うワンキ(リオココ)の先住民族女性 ジェリッツァ


ジェリッツァ・ペレス・スタンフォード、先住民族ミスキート女性です。24歳で、11ヶ月の女の子がいます。現在は、リオココのワスパンに住んでいます。プエルトカベサスで生まれ、ワスパンで育ちました。
先住民組織、ワンキタグニのプロモーターとしての私についてお話しします。


私はココ河地域に住む先住民族女性とその家族とともに、家庭およびどんな社会の場面においても女性が暴力を被ることがなくなることをめざして活動しています。私たちのグループにはコミュニケーターのグループや、ファシリテーターのグループがあり、私はファシリテーターとして他のメンバーと協力して活動しています。

ワンキタグニはロス・クニンハム先生が率いるグループで、コミュニティの中でさまざまな成果を上げてきました。女性たちが日々直面している家庭内暴力を解決するために、779法令(女性に向けられる暴力に対する包括的な法律)に関する研修を行いました。個人・グループを問わず能力や知識を得られるように、これらの情報をラジオでも放送しています。

ワンキタグニは女性への暴力に関する問題だけでなく、女性たちが菜園の収穫物を販売して稼いだお金を自分で管理することを学ぶ等、女性が自ら主体的に社会に参画するための活動をしています。これらの活動はコミュニティの判事に認められ、女性たちの権利と義務が豊かになること、女性たちがいろいろな活動に出席できるよう協力すると表明する手紙が届きました。

デジタルストーリーテリング第1版
ワスパン, リオココ, RAAN(北部大西洋自治地域), ニカラグア
2014年4月6日

*『ワンキ』とはミスキート語で河の意味。ココ河(リオココ)のことを指しています。


Abril de 2014, Digital Storytelling Workshop, Waspam, Nicaragua